株を始めるなら知っておきたい!一般口座・特定口座・NISA口座の違いと選び方【初心者向け】
「株を始めよう!」と思って証券口座を開設しようとしたとき、最初に出てくるのが「口座の種類を選んでください」という選択肢。
そこで登場するのが、一般口座・特定口座・NISA口座という3つの口座です。
正直、最初は「どれがいいのか全然わからない…」という方がほとんどだと思います。私もそうでした。
この記事では、私自身の失敗談も交えながら、初心者の方が後悔しないための口座選びのポイントをわかりやすくお伝えします。
株を買うときの「口座の種類」ってなに?
株を買って売って利益が出た場合、その利益には税金(約20%)がかかります。
この税金の「計算」と「支払い」を、自分でやるのか、証券会社に任せるのかで口座の種類が分かれます。
つまり、口座の違いは単に使い方の問題ではなく、税金や確定申告の手間に関わってくる非常に重要なポイントなんです。
【体験談】私の失敗:一般口座で株を始めて大変だった話
私は投資初心者のとき、よくわからないまま一般口座を選んで株を始めました。
最初のうちは、少額で売買していたので特に何も感じなかったのですが、1年経って確定申告の季節に大問題が発生。
「年間の取引履歴を自分で集めて、利益を計算して申告してください」
…いやいや、そんなの聞いてないし、わからん!って本気で思いました。
買った日・売った日・金額などを全部自分で記録して、税金の計算をして、確定申告書類に書いて…本当に地獄のような作業でした。
このとき、特定口座(源泉徴収あり)を選んでいれば、こんな苦労はしなくてよかったんです。
一般口座・特定口座・NISA口座の違いを詳しく解説
では、それぞれの口座の違いを詳しく見ていきましょう。
口座の種類 | 税金の処理 | 確定申告の必要 | 初心者におすすめ? |
---|---|---|---|
一般口座 | 自分で計算・申告 | 必要 | ❌ おすすめしない |
特定口座(源泉徴収あり) | 証券会社が計算・納税 | 不要 | ✅ 一番おすすめ |
NISA口座 | 税金そのものが非課税 | 不要 | ✅ 節税したい人向け |
特定口座(源泉徴収あり)をおすすめする理由
投資初心者が安心して株を始めるなら、特定口座(源泉徴収あり)が断然おすすめです。
その理由は明確です:
取引で利益が出ても、証券会社が自動で税金を計算して納税してくれるからです。
つまり、確定申告が不要なんです。
また、年間取引報告書も証券会社が出してくれるので、自分で記録をつける必要もありません。
NISA口座ってどんなもの?
NISA(ニーサ)口座は、一定の投資金額までの利益が非課税になる特別な制度です。
たとえば、NISA口座で買った株を5年後に売って10万円の利益が出ても、税金が一切かかりません。
特に、つみたてNISAなら毎月の少額投資で長期資産形成ができるので、20代〜30代にも人気です。
おすすめの口座の組み合わせ
初心者の方におすすめなのは、以下の組み合わせです:
・NISA口座で毎月コツコツ積立投資
・特定口座(源泉徴収あり)でスポット購入や短期売買
この2つを併用すれば、税金の心配なく、節税しながら投資ができます。
まとめ:最初の選択が、のちの手間を大きく左右する
証券口座の「一般口座」「特定口座」「NISA口座」の違いは、税金の処理や確定申告の有無など、投資のストレスに直結します。
私のように、知識がないまま一般口座を選んで苦労しないように、ぜひ最初の段階で「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでください。
そして、将来的に資産を大きく育てていきたいなら、NISA口座も活用してみてくださいね。
「口座の選択=投資の第一歩」です。ここを間違えなければ、株式投資はもっと楽しく・安心して始められます!

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